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大気エアロゾル化学成分連続自動分析装置

【大気エアロゾル化学成分連続自動分析装置 製品紹介】

大気エアロゾル化学成分連続自動分析装置
大気エアロゾルの化学成分・質量濃度を、微小粒子(PMf)と粗大粒子(PMc)に分けて連続自動分析する測定装置“ACSA”がフルモデルチェンジ。抽出機構を見直し、より安定した測定が可能になりました。

大気エアロゾル化学成分連続自動分析装置

特長
1
仮想インパクタにより微小粒子と粗大粒子をあらかじめ分級し、かつ、テープ状ふっ素樹脂フィルタに短時間採取することで、サンプリング時のアーティファクト(変性)や分析時のマトリックス効果(妨害干渉)を最小限にすることに成功しました。

2
これにより従来の24 時間フィルタサンプリング(FRM法など)−手分析法では、ガス吸着や粒子揮散などの影響により正確にはかれなかった“大気エアロゾル酸性度(アシディティ)”の測定が初めて可能となりました(世界初)。

3
重量濃度を同時に測定することで、従来の環境基準との比較、および、化学成分の寄与度合やエアロゾル中の含有水分量の推定が可能です。

4
ふっ素樹脂フィルタ採取−自動抽出法により大気1 m3 中のエアロゾルを1 mL の水溶液に濃縮抽出するため、エアロゾル質量分析計(AMS)、連続サルフェイト・ナイトレイトアナライザ、デニューダ法(手分析)などに比べ高感度の分析が可能になりました。

商品ラインナップ
●大気エアロゾル化学成分連続自動分析装置
ACSA-14
ACSA-14 カタログ